結び玉が表目側にあることになかなか慣れない ~Yöllä

表目側に結び玉があると「しまったー!」と思ってしまいますが、このカーディガンではこれが正解

 
 使用針が二つのプロジェクトで重なってしまったので、まずはカーディガンのYölläに集中することにし、現在身ごろを黙々と編み進めています。

 このカーディガンは、裏目が表側となるので、裏編みがきれいにできるよう意識しながら編んでいます。編地を確認するために広げて眺めたとき、いつものように表目を表側だと思ってしまい、裏側にあるべき結び玉が表目に出ているのを見てギョッとしてしまい、「いや違う、表目が裏側だった」と思い直して安心する、ということが何度もありました(ほんと、頻繁にこのトラップにかかってしまう……)。

 編地をきれいにするなら、糸のつなぎ目は軽く結んでそのままにし、仕上げで端糸を縫い込むという方法がありますが(先日完成したMeri Shawlではこの方法で仕上げた)、普段はMagic Knotで結んでしまうことがほとんどです。こだわりがあるワケではなく、単純に結んだ方がいろいろと処理が簡単だからです。今回はとくにコットン糸なので、結んだ方が編地がきれいかな、と思ってやっています。以前、結び玉について、結び方と見た目を比較したことがありました。


 
 私がまだまだ編み物初心者だったときに、編み物の先生をしていた叔母に糸を結んだところをどうやって隠すのかと聞いたら、『普通に編んでいれば、結び玉が表に出てくることはない』と言われたことがありました。当時はたまにしか編み物をしていなかったので、叔母の言葉の意味がよく分からずにいましたが、いまは叔母の言うとおりだと実感しています。たしかに、普通に編んでたら、結び玉が表に出てくることはありません。もちろん、そうなるようにコントロールしながら編んではいるのですが、どう編んでも表側に結び玉が出て困ってしまった、なんてことは一度もありませんでした。
 でも、今回のように裏目を表側にする場合は、いつもより結び玉の位置をコントロールするのが難しいのはなぜ……。それでも一応、裏である表目側に結び玉を出せていますが(一番上の写真)、普段よりもやりにくい。本当に何でだろう……表目が表側だという思い込みの問題か?
 そしてこのことを忘れて編地を見ると、「表目側に結び玉がー!」と焦るという。
 
 それはさておき、身ごろはパターン指定の長さまであと7 cm。私の手だと3段で1 cmなので、少なくともあと21段は編まなきゃならないってことか。一段が200目以上あって編むのに6分くらいかかるから、3時間もあれば余裕で到達できるって感じですね。よしっ、頑張ろう。
 
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2件のコメント

  • こんにちは 久しぶりにコメントします。
    糸の結び方には色々あるのですね。勉強になりました。

    私は端に糸の終わりが来るように編みなさいって言われたことあります。
    糸が場合によっては多く無駄になりますけど。
    量の関係やいきなりつながないといけない場合もあるので
    その時は3種類のつなぎ方から選んでつないでいます。
    一つは結ぶというやり方。 
    二つめはつなぐ二本の毛糸の端をほどいて その部分を水で軽く濡らして手のひらに挟んですり合わせるやり方。
    三つめは二本の毛糸を交差させて 毛糸端に綴じ針を通し もう一つの糸の交差よりも長い方に糸を割って針を入れるやり方です。もう片方も同じにします。
    毛糸の寄りの具合でどれにするか決めます。
    2.3は玉ではないのでそういう意味では出っ張らないですが 毛糸が若干太くなるので
    模様によっては少し目立つこともあるかもですね。
    ご存知かと思うのですが念のため書いてみました。
    次々と作品を編まれていつもながら凄いなと思っています。
    私はショールの簡単なのをと思っていて ちょっとだけで全然進まないのですよ^^;

    • ヤムヤムママさん、コメントありがとうございます。
      私も糸の結び方にこんなに種類があるのかと驚きました。
      平編みのさいは編地の端で糸の終わりがくるように編むのはよくやっていました(直近で完成したショールではやりませんでしたが)。編地にはこれが一番最適だと思うのですが、やっぱり糸がもったいないと感じることが多くて……貧乏性です(笑)。いまは輪編みをすることが多いので、一つ目のやり方「結ぶ」のが手っ取り早くて選んでしまいがちです。二つ目のやり方は、ウール100%の糸で編むときはそうしています。撚り糸のうち半分を適当な長さで切ってからこすり合わせると、太くならないですよ。この方法はつなぎ目が分からなくなるため、一番きれいにできる大好きな方法です。三つ目はRussian Joinと呼ばれるやり方でしょうか。こちらも何度か使ったことがありますが、糸が太くなってしまうので、最近はあまり使っていません。
      ご親切にいろいろと教えてくださってありがとうございました!

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