前回のことをうけて、編んでいる糸で両端結びをして編んだその編地を見てみました。

5種類の結び玉、見た目の比較

　糸を最後まで編んでしまったら、新しい毛糸の端糸とを結んで、続けて編むことがあると思います。今回は、そんなときに使われる結び玉の見た目を比較してみようと思います。良い結び玉の条件は、玉が小さく、ほどけにくいことです。　　なお、以下の方法以外では、Russian Joinと呼ばれる糸の撚りのなかへ糸端をくぐらせるやり方や、端糸を濡らして両手でこすりつけるようにする継ぎ方、さらに、わざと結び玉を作らず、後で端糸を生地に縫いつけて処理をすることもありますが、どれも、糸の細さ、素材、結び玉ではないことを考慮して...

　双方の糸の端を引きちがいにあわせて片方ずつ端を結び、糸を引いてしめたら、両端結びの出来上がりです。結んでできた糸端を、できるだけ玉に近いところで切って完成。

　このように結び玉を作ってから編んだ編地（裏）が下の写真です。玉が目に引っかかったりしたので、ちょっと目立つ……？　よーく見ると目が歪んでいるので、セーターが完成して、ブロッキングするときに、もう少しマシな見た目になるといいな、と思っています。だ、大丈夫かな……。

　考えても仕方ないので、引き続き身ごろを編み進めていこうと思います。