ゲッティンゲンでの滞在許可延長手続き

ゲッティンゲンで使用されている滞在許可申請書類の一部。ドイツ語の他に、英語、フランス語でも書かれています。このPDFファイルが送られてきたので、タブレットを使って記入しました。こういった書類によくある選択する□には、日本はレ(チェックマーク)を入れますが、ドイツでは×を入れるのが一般的です

 
 夫の勤め先から「滞在許可証の期限がそろそろ切れるので、決められた期日までに延長した滞在許可証のコピーを提出するように。そうしないと、続けて仕事もできなくなるし、以降の給与も払えなくなります」と連絡が来ました。ゲッティンゲンに来て(当時コロナ禍だったため、以前の手続きではかなり苦労して)取得した滞在許可証の期限がそろそろ切れてしまうため、延長手続きをすることになりました。

 ほかの場所で滞在許可証の延長手続きをしたことがないので分かりませんが、ゲッティンゲンでは、外国人局 Aus­län­deran­ge­le­gen­hei­ten(「外国人関連業務」とかそんな意味)で手続きをする場合、申請者の名字の最初のアルファベットによって担当者が違います。たとえば、仮に私の名字がYukaだとして、申請などの連絡をするさいはYを担当している人を一覧から探して(ゲッティンゲン市のウェブサイト内にて、連絡先とともに公開されています→Aus­län­deran­ge­le­gen­hei­ten)、その人に直接電話かメールで連絡をしなければならないということです。

 さっそく延長手続きをしたい旨を担当者に連絡したら、次のものを用意するように指示がありました。

– pro Person je ein Antragsformular vollständig ausgefüllt und unterschrieben (siehe Anhang)
 一人につき、必要事項を記入し、サインをした申請用紙(添付ファイル)
 ※これは添付ファイルで送られてきた
– Kopie Nationalpässe
 パスポートのコピー
– Krankenversicherungsnachweis (Kopie der Karten: Vorder- und Rückseite)
 健康保険証明(カードのコピー:表・裏面)
– Mietvertrag
 住居の賃貸借契約書
– Nachweis über aktuelle Miethöhe (z. B. Kopie Kontoauszug)
 現在の賃貸借金額を証明するもの(例 銀行口座の明細書のコピーなど)
– Arbeitsvertrag von Ihnen und Ihrer Ehefrau (sofern vorhanden)
 あなた[申請者]と、あなたの配偶者(あれば)の労働契約書
– Lohnabrechnungen der letzten 3 Monate von Ihnen und Ihrer Ehefrau (sofern vorhanden)
 あなた[申請者]と、あなたの配偶者(あれば)の直近3か月の給与明細書

 これらを、メールの添付ファイルで送るか、郵送するかで提出するように、とのことでした。もうすでにゲッティンゲンに住んでいて、保険にも加入しているため、ここで初めて滞在許可証の申請をしたときより、やることが少なくて申請が格段に楽。下記記事では、ゲッティンゲンへ来て行った申請手続きのことをあれこれと書いています。


 
 送られてきたメールに書かれていた上記書類をすべてスキャンしてPDF化し、それをメールに添付して送りました。翌日には担当者から返事が届き、再来週には仮ビザ Fiktionsbescheinigungを郵便で送る、という一文があったことに一応安心です。でもドイツの役所関連は、経験上どうも心から信用することができないので、手元に届くまでは安心しきれないんですよね……。本当に言われた週に届くのかは、ドキドキしながら待つしかありません。

 仮ビザが届いたら、夫はひとまずこれを職場に指定された期日までに提出すれば、引き続きドイツに滞在して仕事をすることができるようになります。今度こそ、スムーズに手続きが終わりますように。
 
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