Heartichoke完成 ~52 Weeks of Socksプロジェクト


 えらく間があいてしまいました、くつ下のHeartichoke。前回の記事が2023年10月20日だったので、ひと月も前……! その事実に気づいたとき、呆然としてしまいました。

 ですが、ようやく完成しました!


 くつ下パターン集、Laine Publishing“52 Weeks of Socks”(リンク先:Ravelry)に掲載されている52作品を全部編むという『52 Weeks of Socksプロジェクト』をのんびりと行っています。このくつ下パターン集については、下記の記事で紹介しています。

Heartichokeのパターンは↓こちら(リンク先: Ravelry)。


 このひと月の間に、夫がコロナに倒れ、私もコロナに倒れ、お互い治ってすぐに日本へ一時帰国、日本では移動ばかりで疲れと眠さで編み物ができず。せっかく持って行った編み物道具を触ることができたのは、行きの飛行機の中と、新宿からあずさ号に乗ったときと、京都河原町から阪急線に乗ったときの三回。合計しても1時間もなかったかもしれません。編もうと思って集中できたのは、阪急線のなかだけでした(それでも2~30分)。

 いやいや、そんな愚痴はどうでもいいとして。ようやく完成して肩の荷が降りたかのような開放感。いろんなことがあったせいで仕方ないのですが、今回も完成まで時間かかりすぎました。

 今回パターンに指定されていたのが、Elizabeth Zimmermann’s Sewn Bind Offと呼ばれる方法でした。初めてのやり方だったので、それをここで覚えることができたのは幸甚。エリザベス・ズィマーマンについては、下記記事で触れています。

Elizabeth Zimmermann’s Sewn Bind Offのやり方は↓こちら。

 この方法はとても簡単で、なおかつそこそこの伸縮性もあるのでいいのですが、そのまま仕上げてしまうと、縫った端が少しだけ内側に丸まってしまいます(ほんとにちょっとだけなのですが)。もしブロッキングしても丸まるようだったらどうしようかと思っていたら、全然問題ない見た目となりました。このEZ Sewn Bind Offを使うときは、見た目を気にするなら、ブロッキングは必須ですね。

 アーティチョークを模した脚の模様では、パターンに針を変えるよう指示がありましたが、変えなくてもいけるだろーと思い、いったんはそのまま編み進めようとしました。でも、こういうのってだいたいフリになってしまうのと、交差編みはキツくならないように編もうと思ってもキツくなってしまいがちなので、大人しくパターン通りに針を変えました。変えて良かった。

 かかとは、本体の模様を邪魔しない、すごく考えられた模様になっています。ねじり目がちょっと大きいところはすべり目をしているのです。違和感がほとんどないのが素晴らしい。このくつ下で一番気に入っているところです。

 履いてみたら、アーティチョーク模様部分がすこーしかかとに引っかかりましたが、履いてしまえばピッタリで履き心地はなかなかです。全体的にキュッと締まっているため、見た目より暖かい。良いくつ下が編めたと思います。


 
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