Avena完成 ~52 Weeks of Socksプロジェクト
大変苦労したくつ下のAvenaですが、ようやく、本当にようやく、完成させることができました。よくがんばった自分。
くつ下パターン集、Laine Publishingの“52 Weeks of Socks”(リンク先:Ravelry)に掲載されている52作品を全部編むという『52 Weeks of Socksプロジェクト』をのんびりと行っています。このくつ下パターン集については、下記の記事で紹介しています。
Avenaのパターンは↓こちら(リンク先: Ravelry)。
最初にAvenaを編み始めると書いたのが昨年2021年の12月14日だったので、完成させるまでにひと月半もかかったことになります。時間かかりすぎィ。
今回の作り目は、パターンに書かれていたDouble-Chain Methodに挑戦しました(下の記事)。新しい作り目の方法を学べて良かったのですが、これにこだわる必要はないと感じました。ほかの伸縮性がある作り目、たとえばGerman Cast Onでも全然問題ないと思いました。もし今後再びAvenaを編むことがあれば、次はたぶんGerman Cast Onで編み始めると思います。
Avenaは編地がふかふかしていて、履き心地も良く、とても暖かいです。が、模様編みでロングスティッチが多用されているせいか編地が少々厚いため、靴を履くときに着用するのには、ちょっと向かないかも。たぶん、家用になると思います。見た目がステキだから、ちょっともったいない……。
足の裏部分に工夫があるくつ下を編むのはAvenaが初めてで、どんな感じになるのだろうと思っていました。こうやって履いて足の裏を見ると、全然似てないのになぜだか足袋を思い出します。かかとに沿った編地の丸みが、そう思わせるのかもしれません。
ここでの大反省点は、SSK 右上2目一度の直前で糸が少し緩くなっているところです(写真の下の方で、肌が編み目から見えているのはそのせい)。SSKを編んだあとは、糸を少しだけ強く引っ張っておかないとダメですね。今後、気をつけないと。
とにかく、Avenaを編むのは本当に大変でした……。完成して、うれしさよりも、どっと疲れが出てしまったのが、それを物語っていると思います(もちろん、完成はうれしいですが!)。これまで編むのが大変で完成までに時間がかかったのは、セーターSave the ChildrenとカーディガンBreckonと二つありました。今回、Avenaがこれに加わりました。くつ下なのに、セーターやカーディガンという大モノに匹敵するくらいだったAvenaって……。まあ、自分の英語力のなさが問題な訳ですが。
ここしばらくまったく手を付けていないプロジェクトもあることだし、しばらくはいま進めているプロジェクトに集中することにしようかな。
マチの部分のDSB DSFは5段目の右端ねじり目と10段目の左端ねじり目でするのでしょうか?
書いてあることが何度読み返しても意味不明です。解読不明です。マチだけ他の部分と切り離してDSB DFBするのでしょうか?
石田麗姫さん、コメントありがとうございます。
ご質問はAvenaのガセットの増し目をしていくところのことですよね。もしお持ちの本が日本語版でしたら、例えば「注1」(10段目)、「注2」(5段目)などと書かれているだろうところ(英語版だとそれぞれNote 1、Note 2)の文章を、おそらくおっしゃってるのだと思ったのですが、それで合っているでしょうか。私が持っているのは英語版なので、日本語版で何と書かれているのか分からないため、違ってたらすみません。
注1は、もしこの段でメインパターンの10段目を編む場合、ガセット部分(中央で増し目をしているところ)の一番左端のねじり目は、DSFの長い目と長い目の間に挟まれる表目を編む目となるかもしれない、というようなことを言っているのだと思います。もしここでDFSを編むのでしたら、この目はねじり目ではなく表目を編めばいいのではないでしょうか。注2(5段目)も同様で、ガセットの一番右端のねじり目はDSBで必要になるかもしれないとあるので、その場合は注1同様、ねじり目ではなく表目を編めばいいと思います。
これで回答になっているでしょうか。
ありがとうございます。とてもよくわかりました。私は日本語版と韓国語版を持っていて2冊を並べて解釈したところ先生の解釈と同じように思います
これでいいのかなー?と、何度も何度も考察して、やっぱり翻訳本の日本語が1番難しい言い回しで私もAmazonで原書を購入するべきか悩んでいたところです。
ガゼットの端もDSBで編むならばねじり目でなく表目ですよね?
悩んでいたことが払拭されました。本当に本当にありがとうございましたございました。
無事解決したようで、良かったです。無事完成しますように。
52 Weeks of Socksって韓国語版もあるんですか! 初めて知りました。この本の人気の具合がよく分かりますね。
このAvenaにかんしては、英語版でも内容を理解するのにとても時間がかかり、だいぶ苦労しました。
ありがとうございます。明日、原書本が届きますが多分、韓国語版での理解と同じと思います。私はいろいろな本を3カ国揃えて解析するのが好きですが、日本語ほど曖昧でわかりにくいものは無いと私的には感じます。メリアスはぎひとつにしてもそのまま、表編みを編む方向、kwise とすればいいものを手前から向こうとかなんんとか、本当にわかりにくいです。
あと、靴下を編む52週、AVENA 、挑戦してみます。
日本の編み物本は、昔から図版(写真ではなくイラスト)でやり方を説明しているものが多かったように思います(あくまでも主観ですが)。私の母が持っていた編み物本も、私が90年代に手に入れた本も図版だらけです。それらを見慣れていたためか、昔の英語の編み物本を初めて見たときは、文字だらけで、日本の本に比べると図版がとても少なくてビックリしたことがありました。私の勝手な推測ですが、日本では、テキストだけで編み方を説明することがほぼなかったのかもしれないので、動きを丁寧に説明しようとする傾向があるのかもしれませんね。
Avena、がんばってください~!
先日はどうも有難うございました。漸く片方が完成しました。写真でお見せする事が出来ず残念です。いろいろ反省点を見つけたのでもう片方に生かそうと思います。減目部分での穴空きとガゼット端目をDSB DSFした時の穴空きもかがらなくてはです。とても頭を使いましたが私は日本式の編み図の方がわかりにくい事もあるのでどちらかと言えば文章パターンの方が好きです。引き続き頑張ります。
おお、片方が編めたんですね! 良かった~!
このくつ下は「頭を使う」というのは本当にそう! 文章解読に時間がかかり、編むのも時間がかかり、とても苦労したことを思い出します。
私も石田さんと同じく、編み図だけよりも文章パターンの方が編みやすくて好きです。編み図を目で追いながら編むと間違えることがとても多いので、自分で編み図を見ながらテキスト化するのをよくやります。編み図はあるととても助かるんですけどね。
もう片方はより上手く編めますように!
やっと編み上がりました❣️とはいえ何故もう片方に時間が予想よりかかった理由はどこかで油断したのか神経の糸が切れたのか、目を落としたり編み間違えが最初の片方ではあり得なかったミスの連続だったのです。ライフラインはきちんと作るものですね。そしてSOLEのシェービングはしましたがマチの部分は模様編みはしませんでした。使用糸がMondimという少し太めで踵のボコボコが靴との摩擦で削れる様な気がしたのです。本は最終的には英語原書が1番信頼出来ます。訳文は所々誤植、編目記号の読み方のミス、があります。何でk2tog telがねじり目の左上2目一度なんだ?ねじり目の右上2目一度のはずだが・・とかなどなど。この本はsskの説明をskpoにしていたのでAmazonのレビューにも以前投稿した事があります、とにかくもう達成感半端ないです。履き心地もとても良いです。が、勿体無くて履けません。いろいろとありがとうございました♪今度はp94 RAW HONEY ROSEを間を入れず、取り掛かります。写真はインスタには載せました。日本語とハングルでコメントしてあるのですぐわかると思います。ryohee223で検索するとcecilia223が出て来ます。それが私です。では又宜しくお願い致します。
やったー! 完成おめでとうございます! 苦労されたかいあって、完成の喜びはひとしおだと思います。良かったですね! 出来上がったくつ下は、Instagramで拝見しました。私は単色の糸で編みましたが、石田さんのように段染めの糸で編むと、模様にユニークな変化が出てていいですね。このくつ下、私も苦労したので履くのがもったいないお気持ち、とってもよく分かります。でも履くと編み地がふわふわしていてとても暖かいんですよね~。
次はRow Honey Roseですか! 模様編みと編み込み模様がある、ちょっと難しそうなパターンですね。どうか頑張ってくださいませ~!