減らし目はK2togとK2tog tblだけど ~Zipper Sweater


 袖を編み始めているZipper Sweaterですが、袖での減らし目が始まりました。


 デンマークのPetiteKnit(リンク先:Ravelry)デザインによるセーターZipper Sweaterのパターンを購入し、現在編み進めています。

 Zipper Sweaterのパターンは↓こちら(リンク先: Ravelry)。

 PetiteKnitの公式サイトは↓こちら。


 パターンには、周始まりのすぐでK2tog 左上2目一度、周終わり手前でK2tog tbl(Knit two together through the back loop 目の後ろに針を入れて2目一度で編むやり方)とありました。袖などでよくある減らし目は、K2togとSSK 右上2目一度の組み合わせですが、Zipper SweaterではK2togとK2tog tblの組み合わせでした。

 K2tog tblは、目の後ろに針を入れて2目一度編むので、最初の目がねじれて上にくる減らし目です。右上2目一度の上の目がねじれている、といった方がわかりやすいでしょうか。英語のパターンを編むようになってK2tog tblに出会ったのはこれで二回目。一回目はセーターSave the Childrenのラグランででした。K2tog tblについてと、Save the Childrenで使ったときの写真が、下記記事にあります。Save the Childrenは、全然技術が追いついていなかったときに編んだものなので、いろいろと本当にひどいのですが……。

 ということもあって、K2tog tblが心の痛手になっていて、Zipper Sweaterで再び見かけて思わず拒否反応。でも、あのころの私とは違う!と、一応試しに編んでみました。見比べてみようと思って、SSK(赤く囲った左)とK2tog tbl(赤く囲った右)を編んでみました。

SSK(左)とK2tog tbl(右)とを比べてみましたが、パッと見は大きな違いはないですが……

 こうやってみると、さほど差がないようにも思えます。だって、SSKをやった次の段では、目がガタガタしないようにSSKの上ではねじり目にしてやり過ごしていたわけですし。ねじり目って1目だけだと、不思議とあまり目立たないのです。

 まあでも、個人的にはわざわざK2tog tblを選ぶこともないなあ、と思ってサクっとSSKで編むことに決めました。

 そういえば、Save the ChildrenはノルウェーのArne & Carlosによるデザインで、Zipper SweaterはデンマークのPetiteKnitによるデザイン……。いまのところ自分自身の経験では、減らし目でSSKではなくK2tog tblと書くのは、北の国のデザイナーさん方だなあ、と思ったのですが、なにか関係があるのでしょうか。
 
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