技術的なこと

アイロンと濡れタオルを使ったスチーム・ブロッキング(スチーミング) 編み物

アイロンと濡れタオルを使ったスチーム・ブロッキング(スチーミング)

   セーターやカーディガンを編むのが好きで、ここ2年くらいはいつもどちらかを編んでいました。しかし、編んだものを柔軟剤につけたあとにブロッキングする作業はいつも面倒に思っていました。というのも、セーターやカーディガンは小モノ類に比べると圧倒的に大きくて面積が広く、伸ばしてピンで固定するにはブロッキ…
袖を編むとき、脇のどこで余分な目を拾うか 編み物

袖を編むとき、脇のどこで余分な目を拾うか

Top-Downのセーターまたはカーディガンを編むとき、脇に大きな穴ができないようにするために、どこで余分な目を拾いますか    Poetの襟ぐりのことを書く前に、脇での目の拾い方についての備忘録として書き記しておきます。  Top-Downのセーターまたはカーディガンを編むときは、首の周りから編み…
ブーメランヒールで、色を変えるやり方 編み物

ブーメランヒールで、色を変えるやり方

 先日編み上がった、友人へのくつ下は、凝った編み方はいっさいなしのシンプルなものでしたが、つま先・かかと・履き口のゴム編みで色を変えて、最初に編んだゴム編みのくつ下とも違うデザインにしてみました。完成したくつ下の写真は下記の記事にあります。  つま先や履き口で色を変えるのはとくに何も問題はなのですが…
なわ編み針などの道具を使わずに2目交差を編む方法 編み物

なわ編み針などの道具を使わずに2目交差を編む方法

 くつ下のIntersectionsで交差編みをしていて思い出したのですが、なわ編み針はもちろんのこと、段数マーカーといったほかの道具も使わずに交差編みをしてみたいなあ、と以前から思っていました。つい最近も、そのやり方を紹介する動画をInstagramでいくつか目にしては、『道具を使わないと、交差編…
腹巻きを編むとき、一段の目数をいくつにするか ~ゴム編みの腹巻き 編み物

腹巻きを編むとき、一段の目数をいくつにするか ~ゴム編みの腹巻き

 日中の気温が15~16℃の日が続いています。夜になると気温が一桁になることもあるので、家のなかにいても、窓際は寒く感じるようになってきました。  夫が自宅で仕事をするさいは、その寒い窓際にデスクがあるのでそこにずっといるのですが、やはり寒いようで、最近は湯たんぽが欠かせなくなってきています。  あ…
以前編んだカーディガンにボタンをつけました ~ひざ丈ロングカーディガン 編み物

以前編んだカーディガンにボタンをつけました ~ひざ丈ロングカーディガン

 以前編んだひざ丈ロングカーディガンですが、やっと着られる季節となりました。完成したときに書いた記事は↓こちら。  ここゲッティンゲンでは、それまでの夏の暑い日々から一転、8月には気温が下がり始め、だいぶ涼しくなっていたのですが、それからひと月経って、そのころと同じくらい(か、それよりちょっと低いく…
Breckon完成 パターン

Breckon完成

 あとはボタンを付けるだけとなったカーディガンのBreckonですが、ボタン付けが終わり、とうとう完成しました。最後が大変だったけど、何とか出来てよかったー!  ボタンをどうしようか迷ったのですが、ひとまず先日ソストレーネ・グレーネで購入した赤いボタンを使うことにしました。ボタンの形はいびつですが、…
肩と袖は引き抜きとじで~Breckon 編み物

肩と袖は引き抜きとじで~Breckon

 雑なブロッキングが済んだカーディガンのBreckon、いよいよ肩を合わせて、袖をとじ付ける段になりました。編み終えた袖を付けるなんて、何年ぶりの作業だろうか。何十年も前にやったきりなので、やり方も忘れてます。そこで、手持ちの冊子『ヴォーグ基礎シリーズ あみものホットライン 困ったときにズバリお答え…
Dutch Heelという、くつ下のかかと編み 編み物

Dutch Heelという、くつ下のかかと編み

 もう15年くらい前になりますが、フィンランドの田舎町を訪れ一般家庭に滞在したことがありました。このことがきっかけで、あるフィンランド人との交流が始まり、それがいまも続いています。上の写真は、その交流が始まってすぐのころに、クリスマスプレゼントとして届いた手編みのくつ下です。当時は編み物をする時間が…
ヒールフラップでの色変え、そしてSSK問題が解決 編み物

ヒールフラップでの色変え、そしてSSK問題が解決

 先日から編み始めたCuff-Downのヒールフラップくつ下ですが、色変えをしてみたものの、どこまで変えた色を使うのがいいか迷いました。編んではほどいてを何回かくり返して、結局すべり目を使うところだけにすることで、自分が納得できました。ただ、本体の糸(この場合、ラベンダー色)を、結局かかとを編み始め…